- フリント型ヘルメットを模した頭部と、忍者的フォルムを持つ機体。シュバルツの「ゲルマン忍法」を遺憾なく発揮し、高い格闘能力を誇る。また、背景と同化する能力があり、神出鬼没である。両腕に固定されたシュピーゲルブレードと、アイアン・ネット、メッサーグランツ(クナイ型爆弾)といった奇襲・撹乱用の装備を持つ。必殺技はシュピーゲルブレードを展開し高速回転攻撃を仕掛ける「シュツルム・ウント・ドランク」。ちなみに「シュピーゲル(Spiegel)」とはドイツ語で「鏡」という意味である。
- 地球に降りて間もないデビルガンダムと遭遇し、一度は倒されるが、デビルガンダムに取り込まれかけていたキョウジ・カッシュによって、死亡したシュバルツがキョウジの分身のアンドロイドとしてよみがえった際、DG細胞により機体も修復される(以後もシュピーゲルが破損した際もこれによる修復とされている)。その後デビルガンダムを止めるためドモンのギアナ高地での修行に力を貸し、シャッフル同盟の脱出にも協力する。その後マスターガンダムの攻撃から、ドモンを庇い負傷するが、ネオホンコンに現れる。決勝リーグを負け無しで進みゴッドガンダムとの最終戦デスマッチに突入するが、ドモンの最終奥義に敗れ、爆発に巻き込まれる。そして修復を受けた後、ランタオ島の最終決戦で出現したデビルガンダムに向けて突撃したが、バルカンの弾幕にさらされ、四散した(シュバルツは脱出して直接デビルガンダムのコックピットに乗り込んだ)。
- なお、フリント型ヘルメットや黒い全身塗装などは、第7回大会にネオドイツ代表として出場したカイザーガンダムの流れを汲むものである。
武装
両肘部分に装着された大型の刃物で、ガンダムシュピーゲルの主武装。非常に鋭利で、MS程度の装甲なら簡単に断ち切る能力がある。
爆弾を仕込んだクナイ。刺さると時間差で爆破される。
両腕に仕込まれた鋼鉄製の網。
必殺技
シュピーゲルブレードを左右に展開したまま機体を独楽の様に高速回転させて斬り付ける。自機を高速回転させる攻防一体のこの技を破ることは困難であり、新生シャッフル同盟を完全に退け、ゴッドガンダムを追い詰めるほど強力である。
技名が判明する以前も、同様の技をガンダムヘッドを撃破する際に使用している。
漫画版での技名はシュトゥルム・エクスプロジオーンになっていたが、後に刊行された版では変更されている。