[別れの歌/わかれのうた]ワンダリア[出会いの歌]
〔離別之歌/分別之歌〕旅人的軌跡〔相會之歌〕
「ねえ、シューニャ、お願いが、あるの。」
「吶,施諾亞,我,有個請求。」
――旅人の、その『意志(いのち)』のある限り、迷わぬよう。
ーー希望只要旅人還擁有『意志(生命)』不會迷惘
灯は独り、光を放ち、この世界を照らして。
燈火獨自,綻放光芒。照亮這個世界
――さきのひから、そのやくめ、うけついだわたし。
ーー從先前的燈火,接受了這個職位的我
あなたに、差し出す私のエゴの言葉。
向妳,說出我發自內心的言語
そらゆくこと、にどとかなわない――それでいいの?
行走於天,將無法再次實現ーー這樣也沒關係嗎?
それでもいい。自分の想いを、尽くせるのなら。
這樣也無所謂。若是能盡自己的想法的話
さあ、歌おう。
來,歌唱吧
旅人よ。
あなたはどれほどその命を燃やしただろうか?
今尚、尽きないその意志はあなたを遠く、遠くへ運んでいく。
旅人啊
你至今究竟燃燒了多少自己的生命呢?
現在也尚未消失的那份意志會將你帶向遙遠、更遠的地方。
旅人よ。
あなたのその命、たとえ危ぶまれたとしても。
あなたのその不滅の意思はどこまでもあなたとともにあるように。
旅人啊
即便擔心你的生命
願你那不滅的意志與你同在
照らそうか。その旅路。
一人ぼっちでも、誰かとね――交わるときがあるから。
來照亮它吧,那道旅途。
即使是孤單一人,也會有ーー與他人交會的時候。
誰もかも、
けして譲れないいのち、抱えて生きていく。
その意志を全て尽くすまで、旅路が続くなら。
いつかやってくる「旅人(だれか)」を――“ここ”で待っている。
いつかやってくる「待人(あなた)」を――“ここ”で待っていて。
不管是誰
都懷抱著決不退讓的生命生存下去。
若是那份意志消磨殆盡之前,旅途會持續的話
為了總有一天會到來的「旅人」ーー我會在“這裡"等著
為了總有一天會到來的「盼人」ーー請你在“這裡"等著
いちど限りのそのエゴを。
たとえなにとぶつかっても。
僅有一次的自私
即使跟某物碰撞
歌おう、あなたが存在する意味。
歌唱吧,你存在於世的意義。
たびをおわらせる、そのおもいは、わたしだけが――
その終わりを決めるのはあなた――
讓旅途結束,那份想法,只有我能ーー
決定這個結局的人是妳ーー
“わたしのばしょを、どうか、きみに貰って――!”
“あなたのばしょを、どうか、わたしに譲って――!”
“我所在的地方,請務必,交付給妳ーー!"
“妳所在的地方,請務必,轉讓給我ーー!"
世界は終わらない。
終わる旅路は、その意志の――全てを尽くした証。
世界不會完結
結束的旅途,是那份意志ーー盡全力的証明。
だからこそ!
けして譲れないいのち、抱えて生きていく。
その旅路を終えるものにそっとかける言葉。
たったいちどきりしかいえない――さよならの言葉を。
そして、一人の旅人と、世界に刻んでいく。
正因如此!
對結束旅途的人們悄悄道出的話語。
僅能夠訴說一次ーー永別的話
然後,作為一人的旅人,刻畫於世界
皆の物語が描く、はるか“旅人の軌跡(ワンダリア)”
用大家的故事描繪出,悠久的“旅人的軌跡(wonderlia)"
「それじゃあ、さようなら、朔実。」
「うん。さようなら、シューニャ。」
「那麼,再見了,朔實。」
「嗯,再見了,施諾亞。」
[出会いの歌]
さあ、聞かせてよ。あなたのこと。
ここに来るまでの何もかも。
この旅路を行く間に。
出会いも、別れも、誰もが旅人!
〔相會之歌〕
來,告訴我吧。你的事情
在來到這裡之前的任何所有。
行走於旅途的期間
無論相會,還是離別,皆為旅人!