小屋創作

日誌2021-05-25 00:49

回顧LiSA,10年間的「最棒的日子、最深刻的歷程」 --LiSA的10週年專訪[下]

作者:Dr.K

小編前言:

本篇訪問為 LiSA10周年-專題訪問[下]

因為是連續五天的專題訪問 共五篇

因為字數太多分成兩篇翻譯..

若懂日文可直接點選連結網站直接觀看~

翻譯整個專題是希望大家多認識LiSA這位歌手 若翻譯有些出入也請見諒!

更新日:2021/5/20

LiSAと振り返る、10年間の「最高の日々、最高の道のり」――LiSA10周年インタビュー

公開日:2021/5/21

LiSAと振り返る、10年間の「最高の日々、最高の道のり」――LiSA10周年インタビュー


LiSAと振り返る、10年間の「最高の日々、最高の道のり」――LiSA10周年インタビュー

回顧LiSA,10年間的「最棒的日子、最深刻的歷程」--LiSA10週年專訪
2011420日。1stミニアルバム『Letters to U』で、LiSAがソロデビューを果たしてから、10周年を迎えた。『紅蓮華』や『炎』の驚異的な大ヒット、2020年末にはTBS「第62回輝く!日本レコード大賞」にて「日本レコード大賞」を受賞、NHK紅白歌合戦に2年連続出場――いまやLiSAを説明し、紹介するためのフレーズはそれこそ無数にあるけれど、10年前に歩みを始めたひとりのシンガー・LiSAが、最初から自信たっぷりで、すべてを成功させてきた完全無欠のスーパースターだったかと言えば、決してそうではない。傷つき、悩み、それでも楽曲を受け取ってくれる・ライブを一緒に楽しむ仲間たち、彼らがLiSAに託した夢が、彼女を奮い立たせ、その足を前に運ばせる力となってきた。LiSAがオンリーワンの存在であり続けている理由、それは聴き手に近づきたいと願う想いの強さであると思う。初めて話を聞かせてもらった2012年から、その印象はまったく変わらない。ブレることなく過ごした日々、進んできた道のりが、今のLiSAの楽曲やメッセージを形成しているのだ。

2011420日。從第一張迷你專輯『Letters to U』中,LiSA實現了個人出道開始,至今已迎來了10周年。『紅蓮華』與『炎』造成驚豔的大熱潮,2020年底在TBS「第62回閃耀!日本紀錄大獎」當中獲得「日本レコード大賞」,NHK紅白歌合戦也連續兩年出場――雖然現在以LiSA做紹介、經歷的文章已經不勝枚數,10年前開始起步的歌手・LiSA,如果說她是最初就自信滿滿,做甚麼都能成功,完美無瑕的超級巨星的話,那絕非如此。受過傷,有過煩惱,即便如此也依然唱著樂曲,在現場跟夥伴同樂,正因為有他們託付給LiSA的夢想,讓她能夠奮力站起,成為讓那雙腳向前邁進的力量。LiSA能夠持續作為ONLY ONE存在的理由,我想是她有著希望更貼近聽眾的強烈願望吧。從2012年第一次對談以來,那種印象就不曾改變。無一日倦怠的度過,在這段前進的道路上,形成了今天LiSA的歌曲和傳達的訊息。

今回は、5/18付のオリコンデイリーアルバムランキングで初登場第1位を獲得した10周年のミニアルバム『LADYBUG』のリリースにあわせて、10年間の軌跡をLiSAとともに振り返らせてもらった。『紅蓮華』や『炎』をきっかけにLiSAを認知し、彼女の歌にのめり込んだ方は、たくさんいることだろう。だからこそ、LiSAの原点・根幹を成す考え方をお伝えするために、10年間の前半について厚めに語ってもらうロング・インタビューとなった。5日にわたって、お届けしていきたい。第4回は、5周年を迎えた当時の心境と、2017年に発表した“Catch the Moment”前後にもたらされた転換について、振り返ってもらった。

這一次,藉由5/18公布的Oricon單日專輯排行榜首次登場就獲得第1位的10周年迷你專輯『LADYBUG』的釋出,得以與LiSA一同回顧這10年間的軌跡。以『紅蓮華』或『炎』為契機認識LiSA,進而被她的歌曲所吸引的聽眾,想必為數不少吧。正因為如此,為了傳達LiSA的原點・構成其根基的想法,才有了這個以10年間的前半為主的大分量長篇・訪談。希望藉由這五天,傳達給各位讀者。第4回,是當時迎來5周年的心境,以及2017年發表的“Catch the Moment”前後所帶來的轉換,作為本篇的回顧重點。

その人の時間をもらっている間に注げることを精一杯やること以外、わたしにできることはないなって思う

把時間給那個人之餘將傾注心血的事全力做好以外,我想沒有其他能做的了


――2016年は、4月に2枚目のミニアルバム『LUCKY Hi FiVE!』をリリースしました。

――2016年,4月第2張迷你專輯『LUCKY Hi FiVE!』問世了。


LiSA:5周年ですね。

LiSA:5周年的時候吶。


――「何年続けていくんだ」という目標って、そこまで明確に立てるものではないと思うんですけど、5年続けられたことについてはどう感じてましたか。

――「要做多少年呢」這樣的目標,雖然並沒有明確的設定,但是就這樣持續了5年有什麼感覺呢。


LiSA:あっという間に、5年が過ぎた感じはしていました。もうそのときはすでに、自分のスタイルが決まってきて、「5年、来たなあ」っていうよりは、「ここから行くぞ!」みたいな気持ちのほうが強かった気がします。

LiSA:轉眼之間,覺得5年就這樣度過了。那時候就已經,決定了自己的風格,所以比起「5年,來了啊」,更覺得「就從這裡出發吧!」這樣的感受是更強的。


――振り返って「こんな5年間だったな」という感慨ではなく、進んでいくぞ、と気合が入っていた。

――回首的時候「是這樣的五年啊」不是這種感慨,而是向前邁進,更貼近自己的心情吧。


LiSA:はい。

LiSA:是的。


――とはいえ、5年経過するまでの時点で、けっこういろんなことあったなあ、と(笑)。

――不過說來,當時經過5年的那個時間點,也經歷過不少事了啊,對吧(笑)。


LiSA:そうですね(笑)。なんだろう、人が就職して、いろんな経験をする感じに似てるのかもしれない、と思いました。5年経ってやっと慣れてくる、毎日出社していくことが自分の生活の一部になっていく感じ、というか。自然にそれができていく感じ。リリースして、リリースイベントをして、ライブする、みたいな自分の中の道筋のようなものがちゃんとできてきた。「これを続けていくと、こういうライブができるな。ライブを作るために、どういう音楽を作ろうかな」という目的地がある上での制作をしていく。その流れ、方程式が、自分の中でできた感じはありました。

LiSA:對啊沒錯(笑)。要怎麼說呢,就像人們去就職,有了諸多經驗這樣的感覺,我想有些類似吧。過了5年已經習慣,感覺就像每天出門上班就是自己生活的一部分的感覺,這樣吧。自然而然就會去做的感覺。發行歌曲、參加發行活動、現場表演,就好像是自己的心中有一個路標那樣的東西能自然的完成。「想要這樣繼續走,就要演出這樣的Live啊。為了Live表演,要做甚麼樣的音樂呢」這樣先有目的地再去製作的方式。那個流程,或著方程式,自己的心中會有做得到的感覺。


――その時点で「ここから行くぞ!」と考えた先に、思い描いていたこととは?

――那個時間點「就從這裡出發吧!」在這樣的想法之上,所思考描繪出來的是?


LiSA:自分の中で、ひとつ武道館が大きな目標だったから、その先を思い描いていくのがちょっと難しかったりはしたんですけど、横浜アリーナとかさいたまスーパーアリーナのような場所で――今話した「こうしていけばライブができる」の感覚に似ていて、さいたまスーパーアリーナでやる、みたいな目標を、ちゃんと描ける希望は持っていた気がします。やっぱり、全国でのライブをすごく大切に作ってきたから、全国で行きたい場所、やりたい場所、みんなとやりたい夢が、できていきました。

LiSA:自己的心中,第一個是從登上武道館這樣的大目標開始,在那之前雖然覺得這個規劃真的要做到有點難度,在經歷過橫濱Arena或著琦玉SuperArena這樣的場所之後――現在來說「如果這樣去辦Live能行」的感覺有些相似,當成在琦玉SuperArena舉辦,作為這樣的目標,那會覺得要規劃就很有希望了。畢竟,在全國舉辦的Live也是很重要的,在全國想去的地方,想舉辦的場所,想跟大家一起做的夢,可以去實現了。


――当時の発言を振り返ってみると、2015年あたりから発信する言葉が少しずつ変わってきたところがあるように感じる部分があって。自分の中でがんじがらめになっていた部分が、ちょっとずつ解放されて、「こんな自分も、いいじゃん」と思えるようになった時期でもあるのかな、と。

――回頭來看當時說的話,跟2015年左右所表達的話語感覺起來是有少許改變的部分。那時候束縛著自己心中的那個部分,有逐漸解放出來之外,會覺得「這樣的自己,也很好」的想法有所轉變的時期,也迎來了對吧。


LiSA:そうですね。やっぱり1回挫けて、そこから復活劇を自分で作って――「こういう生き方がいいんじゃないか」って、ひとつの正解みたいなものができた気はします。

LiSA:就是說啊。果然經過一次挫折,從那裏演出自己的復活劇――「這樣的生活方式也很棒啊」這樣的,有做出一個正確的決定的感覺吧。


――LUCKY Hi FiVE!』のリリース当時、本当の意味で支えてくれる人のことを信じて、自分の意思で進めるようになったんだ、と感じさせる印象的な言葉もありました。

――LUCKY Hi FiVE!』釋出的當時,對於給予支持的人真心信賴,讓自己能夠以自己的意志繼續前進,感覺上當時也有說過類似的話。


LiSA:やっぱり、もともとの性質的にはすごく臆病なので、みんなのことが大事だけど、信用し切らないようにしてた節はあったと思います。だから、いつかいなくなるものなんだ、という前提でいた気がするんですけど、いなくならなかった現実を見て、「その人たちに全力を注いでもいいんだ」と思って――なんだろう、「永遠があるかもしれない」と思うようになった、が近いのかも。

LiSA:確實,自己本身就是屬於非常膽小的,雖然很重視大家的一切,我想是為了不破壞這份信用才會這麼說的。所以,或許某天可能就不見了吧,以意識到有這樣的情況為前提,為了不看到這樣的現實,「那就為了他們傾注全力也可以啊」這樣想著――怎麼說呢,會想說「也許就能有永遠」,或著能接近這個概念吧。


――Letters to U』をリリースしたときから、見てくれる人たちはそのときどきで必ずいたし、その存在はどんどん増えていったじゃないですか。だけど、自分自身のことを信じるまでは、時間を必要としたわけで、それはLiSA自身のどんな部分がそうさせていたんだろう、と思うんです。

――從『Letters to U』釋出的時候開始,看到的人會時時相伴,那個存在感不就漸漸增加了嗎。不過,要讓大家完全相信自己的一切,不只是需要時間,LiSA自身的某部分也吸引著大家,我是這麼想的。


LiSA:たぶん、5年目くらいの頃は、目の前にある人やものがいつかいなくなるものだと思っていたから、いなくなることを悲しまないようにしていた気がします。今は、ちょっと言い方が難しいんですけど、自分が大切にしてさえいれば、本当の意味では何もなくならないと思ってます。

LiSA:大概是,第5年左右的時候吧,開始有了眼前的某人或事物某一天或許就不在了這樣的想法,所以有了不讓自己對消失的事物感到悲傷這樣的想法。現在,雖然用說的有點難,我想就是自己一直重視著的話,在真正的意義上也就不會完全不見了。


――今まさに目の前にいないんだとしても、ということ?

――即便現在就消失不見於眼前也,可以這麼說?


LiSA:はい。今、その人との思い出の中に生きられるというのは、すごく幸せなことだなって思います。愛情の大きさとか形って、みんなそれぞれ違うじゃないですか。仕事をしてる中で、たま~に見つけて「あっ、好き」って思う感覚もきっと「好き」だし、夢中で追いかける感覚もきっと人に「好き」だし。信じてもらえてるかどうか、家族になれているかどうか、なのかなって思います。なんだろう、「最終的に家族になれたらいいのかな」って思ったというか。たとえば、全然会わない友達で、でもなぜかすごく信頼できる人っていたりしますよね、「あいつはきっと大丈夫だな」って思うし、何かあったら助けてあげたいって思うし、何かあったらわたしはきっと一緒に喜ぶし。冷めない熱というか愛情のようなものが、その相手に対してしっかりある。そうやって信じてもらえるくらい、今のわたしがその人の時間をもらっている間に注げることを精一杯やること以外、わたしにできることはないなって思います。

LiSA:是的。現在,講到與那個人一起生活的片段的話,就覺得是非常幸福的事。愛情的深厚或是形式,大家都是各不相同的吧。在工作中的時候,會偶~然發現「啊、喜歡」這樣的感覺也不僅是因為「喜歡」,有著熱衷於追逐這樣感覺的話對人也會「喜歡」的。不論是因為互相信賴,還是成為家人也好,我想這種種都是一樣的。怎麼說呢,「最終成為家人的話真的好嗎」也這樣想過。舉例來說,完全沒再見面的朋友。不過不知為何能夠十分信賴的人也是有的對吧,一邊想「那傢伙的話一定沒問題的吧」這樣,又會想如果發生什麼能夠幫助他嗎,有什麼好事發生的話我也會感到開心。該說餘熱猶存吧或著說這就是愛情吧,對那個對象就是很有前面說的感覺。那樣做的話彼此都能互相信賴,所以現在把時間給那個人之餘將傾注心血的事全力做好以外,我想沒有其他能做的了。


――なるほど。やるべきことが固まってきた、というか。

――原來如此。想要做的事情把它做到更好,是這樣吧。


LiSA:そうですね。それは、“Catch the Moment”の歌詞に書いたことが、そのまんまそのとおりだったりもします。「今この一瞬に、自分がその人に対して何ができるか」っていう。お仕事に関しても、お客さんに対しても、普段の人間関係に関しても、それ以外のことってないんじゃないかなって思います。

LiSA:就是那樣。那就是,“Catch the Moment”的歌詞中也寫到的,那完整呈現了我想表達的意思。「今この一瞬に、自分がその人に対して何ができるか」這一句。不論跟工作相關也好,跟顧客相關也好,或是一般的人際關係也好,我覺得都脫離不了這個想法吧。


敵だと思っていた人たちも、全部味方に変えてやるって思ってました
把帶有敵意的人,全都變成夥伴


――“Catch the Moment”がリリースされてもう4年経つけど、LiSAッ子にとっても欠かせないアンセムになったなと。この曲は今、どう見えていますか。

――“Catch theMoment”釋出之後也經過了4年,對LiSA子來說也成為了不克可欠缺的正統曲目。對於這首歌,現在是如何看待呢。


LiSA:わたしの性質の軸です。思い返せば、永遠とか人の気持ちとか、時が過ぎていくことに対して、とにかくわたしは臆病だし、怖くて。目の前から人がいなくなっていくことが平気になることは、一生ないと思います。人がいなくなっていくこと、人に嫌われること、人が離れていくこと、もしくは環境が変わっていくこと。それが平気になることは、今後もきっとないだろうなって。
だけど自分の中で落とし前をつけるというか(笑)、落とし所として、この一瞬、その人と会っているその時間に、どれだけ自分が誠実に愛情を注げるのか、それ以外ないなって思うようになりました。それは自分の気持ちを解決するにも、相手に自分のありのままを見てもらって選んでもらうためにも、それ以外の方法はないなって思うんですよね。誰かがいなくなったあとって、納得していなくなったはずなのに、絶対に悲しくなるんですよ。アニプレックスから所属レーベルが変わるときもそうだったし。“Catchが、アニプレックスからの最後のリリースでした。

LiSA:可以說是我的性質的軸心,回想起來,永遠也好人的心情也好,跟時光流逝比起來,可以說是因為我比較但膽小、害怕吧。所以在眼前的人如果不見了還能當作沒事的樣子,我想這輩子都不行吧。不論是人會不在了的事、被人討厭的事、離開的事、或著是環境有了變化的事也好。那些情況能夠完全當作沒事,今後也是不可能的吧
應該說自己的心中在墜入愛河之前就有準備了呢(笑),或著戀愛的場所,總之在這瞬間,跟那個人相遇的那段時間裡,會想到自己確實對愛情投入許多,除此之外的事物也都沒去想吧。那除了理順自己的情緒以外,也想讓對方看到自己所選擇的真實的一面,我想除了這樣以外也沒有別的方法了對吧。如果誰先不在了之後,這是沒有辦法接受的,絕對會很傷心的吧。從Aniplex所属移動到其他公司發行的時候也是。“Catch呢,在Aniplex也是最後的釋出曲了。


――なるほど。それでも進んでいかなきゃいけない、そのことに向き合っていたと。

――原來如此。即便如此也不能停止前進,依然帶著這個事實向前邁進。


LiSA:そうですね。とても幸せなことだけど、たとえば大人になって結婚して子どもを連れてライブに来てくれる子がいたり、それぞれが変わったり、それぞれが自分の道を選んで離れていく、いなくなっていくことってあるんですよね。それはもちろん、わたし自身もそうだし。その中で、自分が大切に思い続けているかどうか、そのときにどれだけその人たちと真剣に生きたかが重要なんだなって思います。

LiSA:對就是那樣。即便是很幸福的事情,比如說也有長大成人之後結婚生子然後帶著小孩來Live的人,經歷世事多變,大家向著各自選擇的道路有了離別、經歷離開這樣的事也是有的。那這個當然,對我自己來說也是一樣的。在那當中,自己是否有認真的思考過,在人生旅途中與多少人一起認真的生活過我想這是很重要的。


――すごいなあ……ここまでの話、何ひとつブレてない。2012年まで振り返って、そのときどきの言葉を振り返ってきたんですよ。当時と整合性が取れない言葉が出てきてもおかしくはないけど、まったくブレてないです(笑)。

――真不簡單啊……到目前為止的談話,沒有一絲懈怠啊。到2012年回頭看,回顧了那時常說的話。當時會說出沒有整合性這樣的話也不奇怪、真的是沒有一絲懈怠(笑)。


LiSA:(笑)ちゃんとそのときどきで納得して言葉にして、曖昧な発言をしてないからだと思います。

LiSA:(笑)想透過那個來帶出能接受的話,避免掉曖昧的發言啦。


――まさにそうなんでしょうね。「続けていけばまた会えるかもしれない。そのために今できることをやろうと思った」って、“Catchのときに言ってたわけです。4年越しでまったく同じことを言ってるんだなあって、今ちょっと感激しちゃった(笑)。

――那麼說也沒錯呢。「続けていけばまた会えるかもしれない。そのために今できることをやろうと思った」這段,也是它會在“Catch這首歌中的原因。即便跨越了4年還能聽到相同的話語甚麼的,現在覺得非常感激啊(笑)。


LiSA:確かに(笑)。アニプレックスから移籍した最初にリリースした(4thアルバムの)『LiTTLE DEViL PARADE』って、わたしにとって「昨日の敵は今日の友」みたいな意味合いがあったりするんですよね。デビルな気持ちも連れて、反骨精神じゃないけど、そういう気持ちも味方にして進んでいくんだ、みたいな。

LiSA:確實是(笑)。從Aniplex移轉之後最先釋出的(第四張專輯)『LiTTLE DEViL PARADE』中,對我來說有著「昨日的敵人就是今日的朋友」這樣的意義包含其中。帶著有些惡魔的感受,不只是反骨精神,那樣的心情也能帶著同伴前進,這樣子的。


――怒りのエネルギーが自分を動かした、というわけではないでしょう?

――以憤怒的力量讓自己行動,也不是這個原因囉?

LiSA:ではないですね。でも、味方ではないと思っていた人たちも、全部味方に変えてやるって思ってました。

LiSA:不是這個呢。不過,是想讓抱有不是自己夥伴想法的人們也,全部都變成自己的夥伴。

――同時に、LiSA的な存在に対するフォロワー、憧れが広がっていったのもこの頃だと思うんだけど、「LiSAみたいになりたい」と思ってもLiSAにはなれないわけで、そういう意味では新しいフィールドをどんどん切り拓いていたんだなあ、と思いますね。

――同時,對於作為LiSA的存在來說,追隨者的憧憬逐漸增加雖然也是這個時候,因為即便「想成為像LiSA一樣」也是不可能成為LiSA的,在那樣的意義當中有了新領域漸漸地能夠被開拓出來,大概是這樣吧。


LiSA:それを音楽に落とし込む場所を作ってくれた人たち、それを一緒に理解して楽曲を作ってくれた人たちも、ほんとの意味で強い味方がいっぱいいた気がします。

LiSA:能夠把音樂需要的場地打造出來的人們,還有能一起理解並且做出樂曲的人們,嚴格來說意識到了強大的夥伴有很多而且很棒的。


――2017年は、いろいろな意味で転換があった。

――2017年裡,有各種意義上的轉換呢。

LiSA:ありました。2017年は、次に向かっての切り替えをしていく時期でした。

LiSA:有的。2017年是,向著下一個階段前進做出蛻變的時期。




LiSAと振り返る、10年間の「最高の日々、最高の道のり」――LiSA10周年インタビュー

回顧LiSA,10年間的「最棒的日子、最深刻的歷程」--LiSA10週年專訪

2011420日。1stミニアルバム『Letters to U』で、LiSAがソロデビューを果たしてから、10周年を迎えた。『紅蓮華』や『炎』の驚異的な大ヒット、2020年末にはTBS「第62回輝く!日本レコード大賞」にて「日本レコード大賞」を受賞、NHK紅白歌合戦に2年連続出場――いまやLiSAを説明し、紹介するためのフレーズはそれこそ無数にあるけれど、10年前に歩みを始めたひとりのシンガー・LiSAが、最初から自信たっぷりで、すべてを成功させてきた完全無欠のスーパースターだったかと言えば、決してそうではない。傷つき、悩み、それでも楽曲を受け取ってくれる・ライブを一緒に楽しむ仲間たち、彼らがLiSAに託した夢が、彼女を奮い立たせ、その足を前に運ばせる力となってきた。LiSAがオンリーワンの存在であり続けている理由、それは聴き手に近づきたいと願う想いの強さであると思う。初めて話を聞かせてもらった2012年から、その印象はまったく変わらない。ブレることなく過ごした日々、進んできた道のりが、今のLiSAの楽曲やメッセージを形成しているのだ。

2011420日。第一張迷你專輯『Letters to U』,LiSA獨自出道成功開始,迎接10周年。『紅蓮華』與『炎』表現為之驚艷,2020年末受獎TBS「第62 閃耀!日本唱片大賞」「日本唱片大賞」、NHK紅白歌唱大賽連續出場兩年――至今為止介紹說明LiSA這個人已經無數次的說,十年前開始起步當一個歌手,LiSA說最初想當一個充滿自信,毫無缺點的超級巨星,但是事實不是這樣的,傷害、煩惱、即便如此也能接受歌曲・一起享受演唱會的夥伴們,他們託付給LiSA的夢想,成為了讓她奮起向前的力量。LiSA是獨一無二的存在,我覺得這是我想要接近聽眾的强烈願望。從第一次聽我說話的2012年開始,對我的印象完全沒有改變。毫不動搖地度過的每一天,前進的道路,形成了現在LiSA的樂曲和資訊。

今回は、5/18付のオリコンデイリーアルバムランキングで初登場第1位を獲得した10周年のミニアルバム『LADYBUG』のリリースにあわせて、10年間の軌跡をLiSAとともに振り返らせてもらった。『紅蓮華』や『炎』をきっかけにLiSAを認知し、彼女の歌にのめり込んだ方は、たくさんいることだろう。だからこそ、LiSAの原点・根幹を成す考え方をお伝えするために、10年間の前半について厚めに語ってもらうロング・インタビューとなった。5日にわたってお届けしてきた連続インタビューの最終回は、LiSAの存在がより広く知られることになった201820年の3年間と、『LADYBUG』への想いを言葉にしてもらった。これからも変わらず進んでいくLiSAを、信じてついていきたい。きっと、そう思ってもらえるはずだ。

這次在518日發佈的日本公信榜每日專輯排行榜上首次登場便獲得第1名的10周年迷你專輯『LADYBUG』的發行、回顧LiSA10年間的軌跡。以『紅蓮華』與『炎』的契機認識了LiSA,並且喜歡他的歌曲,應該是很多才是。正因為如此,為了向大家傳達成為LiSA原點·根基的想法,我們採訪了關於10年前半期的內容,進行了一個很厚的談話。經過5天的連續採訪的最後一集中,LiSA的存在被廣泛地知道了201820年的3年間,以及對《LADYBUG》的想法。我相信LiSA今後也會改變繼續前進。你一定會這麼想的。

自分のモチベーションってなんだろう? それって絶対的にファンの方や、一緒に頑張ってくれているスタッフの方なんです
自己的動機是什麼?這絕對是粉絲方面與工作人員方面一同努力的吧


――それこそいろいろなところで語られていると思うけど、2018年から20年というのは、LiSAの存在が一気にオーバーグラウンド化していった3年間でしたよね。一方、2012年から話をさせてもらっている身からすると、いい意味で「この人、変わらないなあ」と安心する。当然、進歩はものすごくしているけど、パーソナリティはそのままのところもあるのかな、と。なので、変わらずにいられるのはなぜなのか、というテーマで話をしたいです。

――我覺得這才是很多地方都談論過的,2018年到20年是LiSA突然爆紅的三年間,另一方面,從2012年以來一直與我交談的人來看,從好的意義上來說「這個人沒什麼變化阿」讓人放心。當然進步是非常大,但是個性維持不變,所以為什麼能一直保持不變呢?我想以這個主題來談一談。


LiSA:たぶん、最初から自分で自分を作ってきたからだと思います。(第4回で)2017年の話をしながら思ったんですけど、アニプレックスにいたときから、パーソナルな部分を出して発言したり、その部分を使って曲を作ったり、自分で考えてライブもしてきました。ちゃんと自分の気持ちから発言しないといけなかったし、だからこそ、その時々で真剣に考えるし、真剣に悩むし、そのためにできることを自分から発信してきたから、ブレることがなかったんだと思います。最初から自分でやらせてもらえたことは、すごく大きいです。

LiSA:大概我想是從一開始就表現了自己。(第四次訪問時)一邊聊著2017年的事情一邊這麼想,從在Aniplex的時候開始,就拿出個人的部分來發言,用這個部分來作曲,自己思考著去開演唱會。必須要好好地從自己的心情出發發言,正因為如此,我才時常認真地思考,認真地煩惱,並將自己能做的事情傳達給大家,所以不會動搖。從一開始就讓我自己做的事情非常大。

――環境に育ててもらったし、そこで自分から発信してきたことが、今につながっていると。その成果が、2018年のベストアルバムの1位獲得であり、紅蓮華のヒットであり、『紅白』への出場であり。

——在環境中成長,在那裡自己發出的資訊,和現在有著聯系。其成果是獲得2018年最佳專輯冠軍、“紅蓮華”的熱賣,也將在『紅白』中登場。


LiSA:自分がアニプレックスでやってきたことを、認めてもらえたような気がしました。最近、自分のモチベーションってなんだろうって考えたんですけど、それって絶対的にファンの方や、一緒に頑張ってくれているスタッフの方なんですよ。それはなぜかというと、わたしは少なからず自分の本当の気持ちをしゃべっているし、本当のことを歌にしてるし、好きな音楽をやらせてもらっているから。自分が好きなもの、自分がカッコいいと思うものに対して、いろんな人たちが感動してくれたり、喜んでくれたりするなんて、最高じゃないですか。それって、超嬉しいことで、今はまさにその状況なんです。

LiSA:感覺自己在aniplex上做過的事情得到了認可。最近我在想自己的動力是什麼,那絕對是粉絲和一起努力的工作人員。那是為什麼呢,因為我說了不少自己的真心話,把真實的事情寫成了歌,讓我做了喜歡的音樂。對於自己喜歡的東西、自己覺得帥氣的東西,各種各樣的人都會感動、開心,不是最棒的嗎。那是非常開心的事情,現在正是這種狀況。


――「作りもののLiSA」が演じている、ではなくて、最初からLiSA自身のパーソナルがアウトプットされてきたから今がある、ですね。

——不是“虛構的LiSA所飾演的角色,而是從一開始就將LiSA自己的個人輸出出來,所以才有現在。


LiSA:そう。わたしが「これ、めちゃめちゃ楽しくない? かわいくない?」って出していくものを、「めちゃくちゃいいね!」って言ってくれるスタッフの方がいて、作ったものを受け取ってくれるファンの方たちがいる。それって最高なことだと思います。なんか、その血が濃くなっている感じもしていて。自分自身が明確に、「自分の好きなものはなんだろう?」「自分ができることってなんだろう?」って探し続けてきたからこそ、血が濃くなっているところはあると思います。

LiSA:是的。我說「這個不是特別的開心嗎?不可愛嗎?」「真是太棒了!」有這樣說的工作人員,也有接受製作的東西的粉絲。我覺得那是最棒的。總覺得那種血很濃。自己明確地說「自己喜歡的東西是什麼?」「自己能做的事情是什麼呢?」我想正是因為一直在尋找,血才更濃。


――その過程で、発信できることがどんどん広がっていってると思うんですけど、そのことは自身で書く歌詞に影響をもたらしてるんじゃないかな、と思います。選択肢が広がったというか。

——在這個過程中,我覺得能夠傳達資訊的事情在不斷地擴大,這對自己寫的歌詞有影響吧。可以說選擇項擴大了。


LiSA:そうですね。あと、サウンドもごまかさなくなったと思います。そこは、テレビに出させていただくようになったことが大きいんですけど、テレビで歌うフルサイズではないバージョンで、すべてを伝え切らないといけない中で、ライブで空間も音も感情も浴びてもらえるものとは全然違うから、自分勝手に好きな音楽をやる、ではなく、聴いた人たちがその場でちゃんと理解できるものを作ることを学びました。ライブありきの音楽ではなく、その場・そのときに楽しんでくれる人たちのために、わかりやすい言葉、わかりやすいメロディで、わかりやすい歌を歌っていくことが、テレビに出させていただく意味だと思ってます。

LiSA:是啊。還有我覺得聲音也不掩飾了。雖然我出演電視節目的機會比較大,但是不是在電視上唱的全尺寸的版本,在必須全部傳達完的情况下,和在演唱會上可以感受到空間、聲音和感情的東西完全不同我不是擅自做自己喜歡的音樂,而是學會了製作讓聽的人當場就能理解的東西。我認為不是演唱會應有的音樂,而是為了在現場、那個時候享受的人們,用通俗易懂的語言、通俗易懂的旋律,唱出易懂的歌曲,這才是讓我出演電視節目的意義。


――そう思うようになったのは、やはり『紅白』の経験が大きかった?

——有這樣的想法,果然是因為『紅白』的經驗大嗎?

LiSA“Catch the Moment”のときに、それを任せてもらえたような気がしました。わかりやすい言葉、わかりやすいメロディで、思いを伝える歌を作って、テレビでもたくさんの場所で歌わせてもらって、届ける場所をいただいて。そのときに、期待してもらえている感じがしました。新しく知ってくれる方が、“Catchという印象を持ってわたしを見てくれていて。そうやって、テレビで歌う自分を意識しはじめた先に、紅蓮華がありました。

LiSA:我覺得在“CatchtheMoment的時候,就把它交給我了。用淺顯易懂的語言、淺顯易懂的旋律,製作傳達思念的歌曲,在電視上也有很多地方唱歌,得到了送到的地方。那個時候,有種被期待的感覺。新認識的人會給我留下“Catch~”的印象。就這樣在意識到自己在電視上唱歌之前,有了“紅蓮華”。


――その先は、誰もが知る勢いで駆け上がっていったわけですけど、結果として紅蓮華という2曲がLiSAにもたらしてくれたものって何だったと思いますか。

——在那之後,雖然是以誰都知道的勢頭跑了上去,但是作為結果,[紅蓮華][]這兩首曲子給LiSA帶來了什麼呢。


LiSA:やっぱり大きかったのは、子どもたちの思い出の中に入れる曲になったことと、田舎のおばあちゃんが喜んでくれたこと、でした。一般的になった、一緒に喜んでくれる人が増えたというか。わたしの曲を子どもたちが歌ってくれる、おばあちゃんたちが聴いてくれる、というのは、新しい可能性になったと思います。

LiSA:果然最重要的是,這首歌能成為孩子們回憶中的一首歌,還有鄉下的奶奶很開心。一般來說一起開心的人新增了。我覺得孩子們會唱我的曲子,奶奶們會聽,這是一種新的可能性。


音楽性も、好きなものも、ありたい自分も、何も変わってない

音樂性也好,喜歡的東西也好,想擁有的自己也好,什麼都沒有改變


――そして10周年を迎えて発表したミニアルバム『LADYBUG』。もう最高でした。

——然後是迎來10周年發表的迷你專輯《LADYBUG》。已經是最棒的了。


LiSA:やった~(笑)。

LiSA:好耶~(笑)。


――聴いていてまず感じたのは、純粋に音楽を楽しめたんじゃないかな、ということでした。

——聽了之後首先感受到的是純粹的享受了音樂吧。


LiSAそうですね、すごく楽しかったです。最初の『Letters to U』のときの感覚と、似ていました。自分が作り上げたLiSAだけではなくて、いろんな人の力を借りながら、いろんな服を着せてもらった感じがしていて。自分でも、最高だと思ってます。


LiSA:是啊,非常開心。和第一次『Letters to U』時的感覺很相似。不僅僅是自己做出來的
LiSA,我也感受到了借助了各種各樣的人的力量,穿上了各種各樣的衣服。我自己也覺得是最棒的。


――“Another Great Day!!”の歌詞で、《本気(ほんき)で生きてる私は/本気(まじ)美しい》のところが印象に残りつつ、《丁度いい》というフレーズが3回出てくるのが最高だなあ、らしさだなあ、と思いました。今までも過剰なほど力を尽くしてきて、『LADYBUG』全体としても、それぞれの楽曲もいろんな方向に振り切れてるのに、それを「丁度いい」と言ってしまう、という頼もしさ(笑)。

――“AnotherGreat Day!!”的歌詞中,認真生活的我/真的很美這句話給人留下了深刻的印象,而正好這句話出現3次是最棒的,很有個性。到現在為止也過度的努力著,無論是LADYBUG整體還是各自的樂曲都朝著各種各樣的方向揮舞著,卻說出了正好這樣的話,真是太可靠了(笑)。


LiSA:確かに(笑)。

LiSA:確實是這樣(笑)。


――この潔さ、カッコよさが今の、そしてこれからのスタンダードなんだと考えると、ますます面白いことが待っていそうだな、と思いますね。

——一想到這種簡潔、帥氣是現在的標準,而且是今後的標準,我覺得會有更多有趣的事情在等著你呢。


LiSA:ずっとぼんやりと思っていたことなんですけど、イビツなくらいが丁度いいというか、「イビツなんだな」ということを、自分の中で認めた感じがあります。

LiSA我一直覺得很模糊,但是我覺得有點像扭曲的感覺正好,或者說我自己承認了我扭曲」。。


――イビツ?

――扭曲?


LiSA:『紅白』に初めて出たときも、歌う曲が紅蓮華って、すごくわたしらしいなって思ったんですよ。袴のような衣装を着て、眉間に皺を寄せながら、鬼のような顔をして歌うのが紅蓮華で、その曲で『紅白』に出させてもらうところが、なんかわたしらしいなって思います(笑)。

LiSA:第一次出演紅白的時候,也覺得唱的曲子是“紅蓮華”,很有我的風格。穿著像袴一樣的服裝,在眉間皺起皺紋,以魔鬼般的表情唱歌的是“紅蓮華”,用這首歌讓我出演『紅白』,總覺得有點像我(笑)。


――(笑)それが自分である、と。

——(笑)那就是自己。


LiSA:はい。そのことと、“AnotherGreatDay!!”は似ていて。完璧な自分でいたかったけど、いろいろ剥がれて、熱くなってる、本気になってること以外に大事なことなんてないなって思います。子どもの頃の自分が素直になれなかったのも、「自分が生きてる意味って何なんだ?」って本気で考えてたからで、何も考えずにただ学校に通うことができなかったんですね。

LiSA:是的。和這件事一起,”AnotherGreatDay!!”很像。雖然我想要完美的自己,但是我覺得除了自己變得炙熱、認真之外沒有其他重要的事情了。小時候的自己沒有變得坦率,也是因為「自己活著的意義是什麼?」,因為是認真考慮過的,所以什麼都沒想就只能去學校了。


――イビツであると自覚した、で、それが丁度いいんだと(笑)。

――有意識到扭曲,那正好(笑)。


LiSA:そうです(笑)。

LiSA:是的(笑)。


――結果、『LADYBUG』は全体として、ここまで進んできたLiSAのありようを全面的に表現できたミニアルバムなんだろうな、と思います。文字通り、「これがわたしです」っていう。

——結果,我覺得《LADYBUG》作為整體,是一張能夠全面表現LiSA前進到現在的狀態的迷你專輯。正如字面意思,「這就是我」。


LiSA「子どもたち向け、おばあちゃん向けに曲を作るんだ!」という気持ちではなくて、自分がやってきたものが、偶然そうやって受け入れてもらえたことが、わたしの財産なんですね。そういう楽曲を、ちゃんとその方たちの思い出とともに歌い続けることは、わたしのひとつの使命としてある気がしています。でも、今まで進んできたわたしのスタイルを変えるつもりもなくて。紅蓮華とかのスタイルを作ってくれたのも、これまで一緒にやってきた方たちだし、今まで応援してきてくれた方たちがいなかったら、今のLiSAはできてないと思っています。“Another GreatDay!!”の歌詞で、《本気(ほんき)で生きてる私は/本気(まじ)美しい》って言えるのも、応援してくれる味方がいるからそう思えてるだけだし、そういう方たちが見ててくれている景色があるから言える言葉です。そういう意味でも、何かを変えるつもりは全然ないですね。

LiSA:「面向孩子們,為奶奶作曲不是這樣的心情!」,而是自己做的東西偶然地被接受了,這是我的財產。這樣的樂曲,和那些人的回憶一起持續歌唱,我覺得這是我的一個使命。但是,我也沒有改變我一直以來的風格製作了紅蓮華之類的風格,也是至今為止一起走過來的人,如果沒有一直支持我的人,我想現在的LiSA是做不到的Another GreatDay!!的歌詞中,可以說認真生活的我/真的很美,也可以說是因為有支持我的夥伴,所以才會這麼想,也可以說是因為有這樣的人看著我的風景。從這個意義上來說,我完全沒有改變什麼的打算。


――変えるつもりはないと表明するにふさわしいアルバムに、ちゃんとなってるところがいいですよね。正直“GL”“ViVA LA MiDALA”なんてだいぶ尖ってるというか、「あれ? お茶の間の人だったはずなんだけど……?」みたいな(笑)。

——適合表明自己不打算改變的專輯,認真的樣子很好呢。老實說“GL”“ViVALAMiDALA”之類的相當尖銳,或者說咦?應該是茶室裏的人……像這樣的(笑)


LiSA:(笑)はい、そうですね。

LiSA:(笑)是的、說的沒錯呢。


――ラストの“Letters to ME”は、シンガー・LiSAが当初自分を削りながら、でも自分を偽らずに歩いてきた10年間が報われたような歌詞になっていて。以前はよく「歌詞を書きながら泣いた」という話をしていたけど、これは泣いてはいないのかな?と想像していたんですけども。

——最後的“Letters to ME”是一首歌手LiSA當初削减自己,但卻不掩飾自己走過的10年來得到了回報的歌詞。以前經常說一邊寫歌詞一邊哭,這難道不是哭嗎?雖然這樣想著。


LiSA:いや、書いたあとに泣きました。自分の気持ちをバーッて書いたというよりも、書いていった後、自分で見ながら「わたし、今こんなふうに思えてんだな」って思って、やっぱり泣きました(笑)。

LiSA:不,寫完後哭了。比起寫下自己的心情,寫了之後,自己看著想著「我現在是這樣想的啊」,果然還是哭了(笑)。


――(笑)自身にとって、『LADYBUG』はどういうアルバムになりましたか。

——(笑)對於自己來說,《LADYBUG》是一張怎樣的專輯呢。


LiSA:これまでに感謝しながらも、まだまだ進んでいくぞ、生きていくぞっていうアルバムです。

LiSA至今為止一邊感謝,一邊還要繼續前進,這是一張活下去的專輯。


――その先に見ている、現時点での最新の夢って何ですか。

——在這之前可以做的,現在最新的夢想是什麼。


LiSA:ずっと、ライブ会場で夢を描いていたんですけど、素晴らしい曲をいっぱい作ってこられて、わたし自身は変わった部分もあるけど、本質はなんにも変わってないから。音楽性も、好きなものも、ありたい自分も、何も変わってないので、これまでの曲が素晴らしいと思っています。これまでみんなの思い出と一緒に生きてきたその楽曲たちを、ちゃんと歌い続けられるように努力することが、わたしの使命だな、と思います。いつか、大きなお祝いするときドームでライブをやりたいなあ、スタジアムやりたいなあ、という夢はいっぱいあるけど、根底としては今まで作ってきた自分がすごく大切です。いろんな思い出をいっぱいくれた曲たちで、みんなと一緒にライブで遊んでいける身体作りを頑張ります(笑)。

LiSA:雖然一直在演唱會會場描繪著夢想,但是創作了很多很棒的曲子,雖然我自己也有改變的部分,但是本質上什麼都沒有改變。音樂性也好,喜歡的東西也好,想擁有的自己也好,什麼都沒有改變,所以我覺得至今為止的曲子很棒。為了能將至今為止和大家的回憶一起生活的那些歌曲好好地持續唱下去,我覺得努力是我的使命。雖然有很多夢想,總有一天,在慶祝的時候想在巨蛋開演唱會,想在體育場開演唱會,但是從根本上來說,至今為止做的自己是非常重要的。給了我很多回憶的歌曲,我會努力塑造能和大家一起在演唱會上玩耍的身體(笑)。

 

取材・文=清水大輔  写真=藤原江理奈
スタイリング=久芳俊夫(BEAMS) ヘアメイク=氏家恵子
校搞:Dr.K、翻譯:阿遼Dr.K
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