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「語文」日本語学習者の文法習得

ジャネス | 2007-10-15 11:25:58 | 巴幣 0 | 人氣 1294

日本語学習者の文法習得



發行: 2005/09/01 (初版第3刷)
著者名: 野田尚史、迫田久美子、渋谷勝己、小林典子
出版: 大修館書店
ISBN: 4-469-22154-6
定價: 2,310日元(A5判, 256頁)
http://thistle.est.co.jp/tsk/detail.asp?sku=20925&page=1

第1章 学習者独自の文法――学習者は独自の文法を作り出す
日本語学習者が、日本語教師が思いもつかないような文法規則を作っていることを、推理小説のように解き明かす。
 1 学習者の語用の大切さ
 2 日本語の指示詞コ・ソ・ア
 3 母語の違いと学習者のコ・ソ・ア
 4 学習者独自のコ・ソ・アの文法

第2章 学習者の文法処理方法――学習者は近くを見て処理をする
日本語学習者が自分にあったストラテジーを駆使して、独自の文法を構築しているさまを、具体的に証明する
 1 ユニット形成のストラテジー
 2 場所を表す「に」と「で」のユニット形成
 3 付加のストラテジー
 4 否定形の付加のストラテジー

第3章 学習者独自の文法の背景――学習者独自の文法は必然的に生まれる
学習者独自の文法はでたらめに作られるのではないとして、そうした文法が作られる犯人は日本語文法の中に潜んでいると推理する。
 1 不合理な文法規則――過去丁寧形の場合
 2 ニセの文法規則――場所の「に」と「で」の場合
 3 ゆれのある文法規則――無助詞の場合
 4 学習者独自の文法の役割

第4章 語用の隠れた原因――語用の原因はいろいろなところに潜んでいる
学習者の誤用の原因は、教師が考えているほど単純なものではないことがあるとして、誤用の真犯人を探す方法を伝授する。
 1 語用の出現した言語行動
 2 文法テストでの誤り
 3 学習者の推論した誤った文法知識
 4 教授法で異なる問題

第5章 学習者の母語の影響――学習者の母語が影響する場合としない場合がある
学習者の誤用はすべてその学習者の母語の影響だという俗説を排し、母語の影響がある部分とない部分を分離・精製する。
 1 母語の影響は本当にあるのか
 2 母語の影響の出やすいところと出にくいところ
 3 母語は「悪役」か
 4 母語を精一杯活用する

第6章 文法項目の難易度――難しい文法項目は複雑な処理を要求される
日本語学習者にとって難しい文法項目とやさしい文法項目があるのはどうしてなのかを考え、全部で8つの難易度条件を提案する。
 1 文法項目の習得とは?
 2 形態に関する難易度仮説
 3 対立に関する難易度仮説
 4 共起に関する難易度仮説
 5 難しい文法項目のやさしい部分

第7章 文法の理解と運用――「分かった」と「使える」は違う
わかっているようで使えない文法項目や、使えるようでもわかっていない文法項目にメスを入れ、そうした文法項目の本質を暴く。
 1 省略の理解と運用
 2 「は」と「が」の理解と運用
 3 普通体語形の理解と運用

第8章 効果的な練習の方法――うまく習得してもらうには工夫がいる
学習者が日本語を楽に習得して欲しいという願いを込めて、学習者の習得の仕方を踏まえた日本語の教え方を例示する。
 1 時と場合によって変えたほうがいい練習方法
 2 学習者に文法を気づかせる
 3 文法の練習ドリル

第9章 文法の習得とカリキュラム――教え方も変えていかなければならない
学習者の習得の癖を知った上で、初級から上級までそれぞれの段階で何をどう教えればよいのか、そのシラバスを披露する。
 1 初級から上級へ学習すべきことの重点の変化
 2 骨格を担う文法から気持ちを担う文法へ
 3 短文から複文へ
 4 複文から文章へ
 5 構文論レベルの学習から語用論レベルの学習へ

第10章 教室での習得と自然な習得――先生に習うのと自然に覚えるのは違う
日本語を教室で先生に習う場合と、生活の中で自然に覚える場合ではどこがどう違うのかを、貴重なデータをもとに実証する。
 1 究極のコミュニケーション:ピジン
 2 在日コリアン一世の日本語
 3 パラオの日本語
 4 自然な環境での獲得と教室環境での学習

第11章 母語の習得と外国語の習得――子供が母語を覚えるのと大人が外国語を習うのは違う
子供が母語として日本語を獲得するのと、大人が外国語として日本語を習得するのは同じか違うかという大きな謎に挑む。
 1 母語と外国語の習得研究
 2 母語におけるコ・ソ・アの習得
 3 母語と外国語のコ・ソ・アの習得
 4 コ・ソ・アの習得に影響を与える要因

第12章 習得研究の過去と未来――習得の仕方を調べるといろいろなことが分かる
これまで習得研究がどのように発展してきたか、またこれからどの方向に進むべきかを、教育現場とのかかわりを含めて提言する。
 1 過去の第2言語習得研究を振り返る
 2 習得研究は教育現場に役に立つのか
 3 今後の第2言語習得研究に託されていること

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讀了第1,2,3章

了解到日本語学習者學習文法時出錯的主要原因
但本書沒有詳細講解各種出錯文法的正確用法

第1章提到日本語指示詞﹐分「現場指示」及「文脈指示」兩種。日本語学習者較易混淆「文脈指示」的用法﹐但本書沒有整理「文脈指示」的正確用法﹐有點美中不足。最後自己參考其他日本語文法網頁自行補足

現代日本語文法概説 指示語 補説§15 現場指示と文脈指示
http://www.geocities.jp/niwasaburoo/15sijigohosetu.html

ステップバイステップ日本語教授法 7-7 指示詞「こ、そ、あ 、ど」
http://www2.ocn.ne.jp/~haruniwa/step7nihongokyoujuhou.htm

「それ」と it はどう違うか?
http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/daimeisi.htm

日本語における指示詞「コレ」の用法について 法律文を中心にして
http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/~ueyama/docuclass1/soturon/Kataoka2005.pdf

同樣地﹐第2章及第3章提到日本語学習者較易混淆表示場所的助詞「に」與「で」的用法﹐卻沒有整理相關的正確用法。相信因為本書的對象讀者是日本語教師﹐作者也就假設讀者已經知道正確文法﹐所以不再多費篇幅整理吧。

繼續讀其餘的9章......

創作回應

Pansy蝦
看起來好像很不錯的一本書@@
最近想苦修日文文法,不曉得這本書在一般坊間買的到嗎?
2007-11-01 23:46:39
ジャネス
是在日本的書店買的
是東京都的文教堂書店
那天經過剛剛見到又喜歡就買了

但這本作為日本語教師參考書還好
不太識合一般日本語學習者用來學習文法

我的書架有些日本語參考書﹐暫時更新了117本﹐可以看看
http://www.anobii.com/anobi/person_main.php?pid=157&lid=
2007-11-03 09:10:15

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