結果最花時間的是調整格式,好睏......
妖精郷の射手スピカ
妖精鄉射手 絲碧嘉
0% |
あたしの弓で魔物も一網打尽ね! 看人家的弓術,一網打盡所有魔物! |
15% | 王子がどうしてもって言うから仲間になってあげたのよ! 人家可是因為王子一直拜託,才當你們同伴的喔! |
30% | べ、別に王子のことなんて何とも思ってないもの・・・・・・。 人、人家沒覺得王子怎麼樣…... |
50% | エルフと人間でも、結ばれることだってあるわよね? 就算是精靈和人類,也是有人在一起的對吧? |
60% | たまたま用があるからそばにいるだけなんだからね! 人家只是恰巧有事,才會待在你旁邊的! |
80% | 王子が来てほしいだろうと思ってきてあげたのよ! 我只是想王子可能會要我來,我才特別過來的喔! |
100% | 王子が望むなら、付き合ってあげてもいいけど? 要是王子想要的話,陪陪你也不是不行喔? |
副官 | な、何よ……私に命令したいの? なら早く指示を出しなさいよね! 什、什麼啦……想要對我下命令?那你就動作快一點呀! |
好感事件1
「……你看什麼看啦。」 . |
「……何見てるのよ」 |
偶然看到絲碧嘉正在鍛練中; 本來就只是看著,她卻不知道是哪裡不高興, 放聲說出這句話。 . |
たまたま鍛錬中だった彼女を見かけ、 見ていただけだったのだが、スピカはどこか不機嫌 そうに言い放った。 |
「別看了啦、當我在表演啊!」 . |
「あたしの弓は見世物じゃないの!」 |
精靈族願意共同作戰是很好, 但其中,絲碧嘉她對我的態度,總感覺很是冷淡。 . |
エルフが共闘してくれることはいいが、 その中でも彼女は俺に対する態度が冷たい気がする。 |
「畢竟是所有精靈族人下的決定, 而且王子又一直苦苦拜託,我才會來協助的欸!」 |
「エルフのみんなが決めたことだし、王子がどうして もっていってきたから協力してるのよ!」 |
「哼」一聲,絲碧嘉別過臉故作無視, 我對著她作了一聲苦笑。 . |
ふん、と顔をそっぼ向くスピカに俺がやれやれ、 と苦笑を浮かべる。 |
「你、你幹嘛!笑什麼笑啦!」 . |
「な、なによ! 何笑ってるのよ!」 |
對著鼓起腮幫子的絲碧嘉說了聲「抱歉」, 她便開始支支吾吾。 . |
顔をムッとさせる彼女に、すまない。と言うと、 スピカは口ごもらせる。 |
聽她語音含糊,貌似比起回嘴, 順著她的脾氣,還比較有效。 . |
どうやら言い返すよりも素直になったほうが、 彼女には効果的らしい。 |
「我、我也不是說討厭王子啊。 而且這,這也是我們精靈族的問題。」 . |
「お、王子を嫌いって言ってるわけじゃないんだから。 これは私達、エルフの問題でもあるわけだし」 |
脹紅著臉解釋的絲碧嘉 實在令人莞爾;可是想到要是在這時笑出來, 她又可能會生氣,就稍作忍耐。 . |
顔を真っ赤にさせながらいう彼女が あまりに微笑ましく、しかしここで笑うとまた彼女が 怒りかねないと思い我慢した。 |
好感事件2
絲碧嘉每次看見我總會露出不高興的表情, 但今天有別於平常。 . |
いつも俺に会うと不機嫌そうな顔を浮かべる 彼女だが、今日はいつもと違っていた。 |
問她「怎麼啦?」她便像是 為某件事情煩惱不已一般,說道: . |
どうしたのか? と尋ねると、スピカは どこか思いつめたように言った。 |
「……你還記得我之前講過嗎? 說有些人類和精靈族會結為連理。」 . |
「……前に人間とエルフだって、結ばれることが あるわよねって言ったこと覚えてる?」 |
我一點頭,絲碧嘉便繼續說道: . |
俺が頷くと、スピカが話を続けた。 |
「王子那時候點頭同意我了, 現在你也是還是那麼想的嗎?」 . |
「王子はその時頷いてくれたけど、 今でもそう思ってるの?」 |
「我、我才不是因為放不下心,是要說那個, 那個……」 . |
「べ、別に不安とか、そんなんじゃなくて、なんていうか その……」 |
絲碧嘉有口難言,低下了頭。 平常頗為強勢的她,說不定 心裡頭也是惶惶不安。 . |
スピカが口ごもりながらうつむいた。 普段は強気な彼女も、心のどこかで不安に 思っていたのかもしれない。 |
我們彼此種族相異,她或許在其中感覺到某種隔閡, 所以之前才會像那樣子過來詢問。 . |
種族が違う自分たちの間に、どこかで壁を感じ、 だからこそ前にあのように聞いてきたのだろう。 |
即便如此,絲碧嘉的心中還是有些疙瘩。 . |
それでも、彼女にはいまだ、心の中で何かが 引っかかっている。 |
「問、問了個怪問題呢。忘了它吧……!」 . |
「へ、変なこと聞いたわね。忘れて……!」 |
絲碧嘉說完就要離去,我抓住她的手腕, 將她抱緊。 驀地,一股草木的甘甜香氣飄過。 . |
言い去ろうといたスピカの腕をつかみ、 彼女を抱きしめる。 ふわりと草木の甘い香りが漂う。 |
我告訴大吃一驚的絲碧嘉,說 不管發生什麼事情,我都會在身邊。這無關種族。 . |
驚く彼女に、俺は何があっても側に居る。 種族なんて関係ない、と告げる。 |
「……嗯。」 . |
「……うん」 |
絲碧嘉聽了我的話,順從地小聲回覆。 我才正想離開身體,她就隨著一句「不要走」, 將手繞到背後,將身體貼近。 . |
それを聞いた彼女は、素直にそう小さく返事をした。 体を離そうとすると、「離れないで」と、 背中に手を回し身体を摺り寄せた。 |
好感事件3
——半夜。 . |
——夜半。 |
留意到敲門聲,我打開房間的門, . |
ノックの音に気づき、自室のドアを開けると、 |
就看到一臉像是在鑽牛角尖的絲碧嘉,站在房門前。 . |
思いつめたような表情をしたスピカが立っていた。 |
「呃、那個、王子…… 有件事情想找你談談……好嗎?」 . |
「あ、あのね、王子……。 ちょっと相談があるんだけど……いい?」 |
絲碧嘉平時待人冷淡,這次卻不同以往,我有些驚訝; 但我還是先請她進來,讓她坐在沙發上。 . |
いつになく、しおらしいスピカに少々面食らったが、 とにかく部屋へ招き入れ、ソファに座らせた。 |
「……王子、我該怎麼辦。」 . |
「……どうしよう、王子」 |
「我覺得……這世界上已經 沒有人肯喜歡我了……」 . |
「あたし……もう世界中の誰からも 好きになってもらえない気がする……」 |
怎麼突然就這樣了?我感到愕然。 是不是做了什麼惡夢, 心裡變得很不安嗎? . |
急にどうしたんだ、俺は面食らう。 怖い夢でも見てしまって、 不安になってしまったのだろうか。 |
我心裡頭這麼想著, 摸摸絲碧嘉的頭,想讓她冷靜冷靜。 . |
そう思った俺は、 彼女の頭を撫でて落ち着かせようとする。 |
「啊……不、不要啦!不要摸啦……」 . |
「ぁっ……や、やめてよ! そういうの……」 |
「被你摸頭……嗯……你不要覺得所有女孩子 ……被你……哈……都會覺得,很開心喔?」 . |
「頭撫でられて……んっ……女の子がみんな喜ぶと思ったら ……はぅ……ま、間違い……なんだからね?」 |
我不知道是不是每個女孩子都會開心, 至少看起來對絲碧嘉頗有效的樣子; 她看上去很享受地瞇細了雙眼。 . |
女の子がみんな喜ぶかどうかは知らないが、 少なくともスピカには効果があったようで、 気持ちよさそうに目を細めている。 |
待絲碧嘉稍作冷靜,過了一小段沉默, 她終於開口提到正事。 . |
少し落ち着いた様子のスピカは、 暫しの沈黙を経て、ようやく本題を口にする。 |
「……我,我被羅倫討厭了……」 . |
「……あたし、ローレンに嫌われちゃった……」 |
「他明明是我為數不多的精靈族同胞……」 . |
「数少ないエルフの仲間なのに……」 |
我問她怎麼回事。 . |
どういうことだ、と問いかける。 |
「我上場表現都可以很出色了, 就叫他不要講得自己高高在上……就不小心說出口了。」 . |
「あたしだってもう立派に戦えるんだから、 偉そうに説教しないでって……そう言っちゃったの」 |
「我本來不是打算那樣說的……」 . |
「そんなこと本当は言うつもりじゃなかったのに……」 |
和絲碧嘉同鄉的精靈族青年羅倫, 由於族人的決定,而被任命為絲碧嘉的監視者。 . |
スピカと同郷のエルフ族の青年であるローレンは、 一族の決定で彼女のお目付け役を任じられている。 |
教授絲碧嘉弓箭技術的也是他。 . |
スピカに弓術を教えたのも彼だ。 |
應該就是因為他們倆有這層關係吧。 近日來絲碧嘉的技術進步飛快,頗為耀眼, 這可能為她和羅倫的關係帶來影響。 . |
そんな二人だからだろう。 近頃の目覚ましいほどのスピカの技量向上が、 ローレンとの関係に影響を与えているのかもしれない。 |
「……我總是這個樣子。」 . |
「……あたしって、いつもそうなの」 |
「其實我很尊敬羅倫的……」 . |
「ローレンのことも、本当は尊敬してる……」 |
「可是,等我回過神來, 總是說出和本來想講的相反的話……」 . |
「でも、気づいたらいつも、 言いたかったことと反対のことを言ってて……」 |
「……然後讓對方受傷,」 . |
「……そうやって相手を傷つけて」 |
「本來我是想道歉的……」 . |
「本当は謝りたいのに……」 |
「結果又發現自己一副自己沒錯的嘴臉……」 . |
「気づくと、あたしは悪くないみたいな態度を取っちゃって……」 |
「……我這種性格, 之後一定跟誰都處不來的啦。」 . |
「……こんな性格じゃ、 この先きっと誰とも仲良くできないわ」 |
「誰叫我和同樣都是精靈族的羅倫都相處不來了。」 . |
「同じエルフのローレンとすら仲良くできないんだもの」 |
「不會啦。」 我手搭在絲碧嘉肩上。 . |
そんなことはない。 と俺はスピカの肩に手をのせる。 |
「呃……別說那麼簡單好不好。」 . |
「か……簡単に言わないでよ」 |
「我人到現在,都一直用這性格過過來的。 不會那麼輕易就改變啦。」 . |
「いままでずっと、この性格でやってきたんだもの。 そう簡単には変わらないわ」 |
但是,絲碧嘉成長得頗為顯著,而且還是進行式。 . |
だが、少なからずスピカは成長している。 |
不只有表面的戰鬥技術, 在精神和心理等內在層面也是。 . |
それは表面的な戦いの技術だけでなく、 精神や心といった内の部分においてもだ。 |
實際上,她這樣過來找我表明煩惱, 這件事本身就是個進步, 要是以前的她,還真無法想像。 . |
実際に、こうして悩みを俺に打ち明けにきたこと自体、 以前の彼女では考えられなかった進歩なのだから。 |
「那、那是因為……王子你……」 . |
「そ、それは……王子、だから……」 |
「王子你都一直,肯對我好, 我才想說或許能拜託你……」 . |
「王子がいつも、あたしに優しくしてくれるから、 頼ってもいいかな、って……」 |
「……啊啊煩欸! 別讓我講些難為情的話啦!」 . |
「……ああもうっ! 恥ずかしいこと言わせないでよね!」 |
絲碧嘉的聲音變得很激動。 . |
声を荒げてみせるスピカ。 |
但是,長時間的相處,培養了我對她的理解, 而那理解則讓我判斷,她的態度是要遮掩羞怯; 這麼一來,我就覺得絲碧嘉真的好是可愛。 . |
だが、長い付き合いで培った彼女への理解が、 その態度を照れ隠しのそれだと判断させると、 俺は、ただただスピカを可愛いと感じてしまう。 |
「…………呃,王子,」 . |
「…………ねえ、王子」 |
「你能不能幫我跟羅倫委婉地道個歉……好不好?」 . |
「ローレンにそれとなく謝っておいてくれない……かな?」 |
「話要是從我嘴巴講出來,事情一定又會變糟……」 . |
「あたしの口からだと、きっとまたこじれちゃう……」 |
我一個按捺,壓住差點隨口答應的自己。 . |
安請け合いしそうになる自分をぐっと抑える。 |
然後,我語帶輕柔地拒絕了她的願望:「那可不行欸。」 . |
そして、それはダメだ、と彼女の願いをやんわりと断る。 |
「為、為什麼啦……? 本來難得覺得你很可靠……」 . |
「な、何でよ……? せっかく頼りにしてたのに……」 |
「果然王子也……嗚嗚…… 你是不是……根本就不喜歡我嘛?」 . |
「やっぱり王子も……ぐすっ…… あたしのことなんか……好きじゃないのね?」 |
絲碧嘉的眼角浮現淚滴,聲音開始顫抖。 . |
スピカの目端に涙が浮かび、声が震え始める。 |
「才沒那回事。」我一面否定她的話, 一面勸她不要想得太鑽牛角尖。 . |
そんなことはない、と彼女の言葉を否定しつつ、 極端な発想に陥ってしまってることをいさめる。 |
「嗚嗚……可是我,可是我…… 王子……我該怎麼做……才好?」 . |
「ぐすっ……だって、だってぇ……っ。 王子、あたし……どうしたら……いいの?」 |
只要對羅倫低頭道一句歉就行。 . |
ローレンに頭を下げて一言謝ればいい。 |
他是個懂事理的青年。 和絲碧嘉相處的時間也比我還要長。 他一定能夠了解絲碧嘉心裏在想什麼的。 . |
彼は分別のある青年だ。 スピカとの付き合いは俺よりも長い。 きっと、彼女の想いを理解してくれるはずだ。 |
「真……真的,只要那樣就好了嗎?」 . |
「ほ……本当に、それだけでいいの?」 |
「對啊。」我順過絲碧嘉的秀髮。 . |
ああ、と俺はスピカの髪を撫でる。 |
「不要啦,又這樣摸我頭…… 別把我當小孩子啦……」 . |
「もう、またそうやって頭を撫でて…… 子供扱いしないでよぉ……」 |
「……不過,謝謝你,王子。」 . |
「……でも、ありがとう、王子」 |
面顯羞郝,絲碧嘉露出笑容。 . |
恥ずかしそうにスピカが笑う。 |
「我自己去跟羅倫好好道個歉……」 . |
「あたし、ローレンにちゃんと自分で謝ってくる……」 |
「現在很晚了,明天再去。」 我對心急的她投以話語。 . |
もう夜も遅いから明日にしておけと、 心が急いている彼女に言葉を投げかける。 |
「我、我知道啦!」 . |
「わ、分かってるわよ!」 |
「…………」 . |
「…………」 |
「……呃、王子,」 . |
「……ねえ、王子」 |
「這件事情,你跟誰都不能說喔?」 . |
「このことは、誰にも言わないでよね?」 |
「說這次來找我談嗎?」我問道。 . |
俺に相談したことをか、と訊ねる。 |
「……嗯。」 . |
「……うん」 |
「人家不好意思嘛。」 . |
「だって、恥ずかしいじゃない」 |
我是覺得不用多去在意, 可既然她這麼說,我就約定會保密。 . |
別に気にすることではないようにも思ってしまうのだが、 彼女がそう言うのなら秘密にしておくと約束した。 |
「王子謝謝。」 . |
「ありがと、王子」 |
語畢, 絲碧嘉面頰羞紅,將臉往我靠近。 . |
そう言うと、 彼女は頬を染めながら俺へと顔を寄せる。 |
「這個呀,可是我感謝的心意,要收下喲……」 . |
「これは、あたしからの感謝の気持ち、だよ……」 |
隨著她對我的細語低聲, 一種柔軟的膨起感,輕碰嘴唇。 . |
囁かれた彼女の声と共に、 唇にやわい膨らみが触れた。 |
「……這個也是,你可不能對任何人說喔?」 . |
「……これも、誰にも言っちゃダメなんだからね?」 |
絲碧嘉一臉害臊地說完,露出微笑;她那楚楚動人的羞澀, 讓我有那麼一小段時間,被奪去了心神。 . |
照れくさそうにそう言って微笑む彼女の可憐さに、 俺はしばらくの間、心を奪われてしまうのだった。 |
※羅倫→妖精鄉射手 羅倫 (妖精郷の射手ローレン)
翻事件3中間有好幾次都停下來笑個不停W
我也不知道為什麼@@